函館市 築34年戸建て住宅 断熱改修リノベーション(函館市山の手)S様邸
函館市山の手にある築34年の戸建て住宅に断熱改修リノベーションを行いました。
次世代省エネ建材の実証支援事業によって、経済産業省より補助金をもらってリノベーションを実施しました。
この物件は2階建てを平屋に改築し、断熱、気密はもちろん、耐震改修を併せて実施し、「防災型の住宅」として生まれ変わりました。
工事前の住宅は2階建て4LDKの仕様で、工事後は平屋建て3LDKとなりました。
暖房はエアコン1台で行います。
屋根には太陽光発電8.9kwと蓄電池を搭載しています。
工事前と工事後をBefore After形式で紹介します。写真撮影箇所は定点撮影となるので、より変化が実感できるように掲載しています。
外観(After)
外観(Before)
LDK
工事前はリビングとダイニングキッチンが壁を隔てて別の空間になっていましたが、一続きにして家族が集まりやすい空間になりました。
LDKの天井壁は白を基調としたシンプルなクロスで統一しています。床は無垢の突板フローリングを採用しており、足裏に感じる質感が無垢材ならではの感触になっています。建具は床の色に併せて選定し、部屋の統一感が崩れないように配慮しています。
キッチンに近いダイニングスペースには、簡単な調べごとや作業ができるPC用デスクのカウンターを取り付けました。
キッチン脇にはパントリーを併設し、ストッカーを収納するスペースを設けながら、可動式の棚を設けました。
洋室
2階にあった和洋室3部屋は工事によってなくなったので、1階に洋室3部屋を新たに作りました。
それぞれが自分の生活スタイルに併せた間取りにし、収納はクローゼットを設けず、露出した形で仕上げました。
洗面・トイレ・ユニットバス
工事前の洗面・トイレ・ユニットバスは入口がすべて開き戸だったものを引き戸に変更し、移動動線がスムーズに行くようにしています。もちろん扉の下にある段差も解消されています。
廊下収納・ファミリークローゼット
35年前にはなかったファミリークローゼットや書棚を廊下に設置しました。