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ゼロエネルギーハウスとは?

【ゼロエネルギーハウス】Zero Energy House(通称:ZEH)

住宅の高い断熱性能と高効率設備、HEMSでの管理により大幅な省エネルギー化に加え、
太陽光発電システムによる再生エネルギーの導入により、年間の1次エネルギー収支を、ゼロもしくはプラスにする住宅のことです。

ゼロエネルギーハウス

ゼロエネルギーハウスの定義は以下の①~④の全てに適合した住宅となります。

① 強化外皮基準(1~8地域の平成25年省エネルギー基準(ηA値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、外皮の省エネ性能UA値を算出。函館市は3地域なのでUA値:0.46[w/㎡K]相当以下(数値が低い程、性能がよい)
② 再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入(太陽光発電システムなど)
④ 再生可能エネルギーを加えて、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減

ゼロエネ住宅にするために重要となる建物仕様、UA値と1次エネルギーについて以下で説明します。

 

建物仕様は?

上図のように住宅形状や内部の仕様を決めた後に、外皮熱貫流率の計算、1次エネルギー消費量の計算を行います。計算された数値が最終的に国の定めた基準をクリアしなければならないということなのです。
(※上図形状仕様は例です。)

UA値とは?

UA値は外皮平均熱貫流率のことで上記の式で算出します。

UA値の値が小さいほど、熱の逃げにくい家となります。函館のUA値は0.46[w/㎡K]相当以下と設定されています。
石川町モデルはUA値0.23[w/㎡K]です。

UA値は、住宅の内と外の温度差が1℃ある場合、建物内部から逃げる1時間あたりの熱量を外皮等の面積の合計で割った値で、躯体を構成する部位の「熱の伝わりやすさ」を表します。数値が小さいほど、断熱性能が良いといえます。

1次エネルギーとは?

化石燃料のように自然から得られるエネルギーのことを1次エネルギーと言います。これらを変換、加工して得られるエネルギー(灯油、ガス、電気)を2次エネルギーと言います。

化石燃料は無限に存在するものではありません。
未来にこのエネルギーを残すためには、節約して使用するしかありません。

家で生活する場合、灯油、ガス、電気は必須のエネルギーです。切っても切り離せないものなのです。
断熱、気密性能が低く設備がエコでないものを使用している現在の住宅は、灯油、ガス、電気をどんどん消費しエネルギーの垂れ流し状態です。
これではだめだということで、じゃあこのエネルギーを節約するためにはどんな住宅がよいか、答えがゼロエネルギー住宅になったということですね。

 

ゼロエネ住宅にすると、こんないいことが!

●高断熱、高気密、高効率設備の導入により、家で使用する1次エネルギー消費を大幅に軽減できる=光熱費の削減。
● 太陽光発電システム設置により家で使うエネルギーは太陽が生み出してくれるようになる。
● 家で消費するエネルギー小 太陽光の発電大 =電力を売電できる。=副収入になる。住宅ローンの支払いを助けてくれる。電気自動車と連携させれば、光熱費さらに減少。ガソリン代一生なし。
● 2020年基準を上回っているため資産価値が落ちない。→詳しくはこちら
● ゼロエネルギー住宅をたくさん作りたいと思っている国が建設費の援助をしてくれる。→マルサ佐藤建設で使用できる補助金はこちら

健康面にも、こんな効果が!

20℃近い急激な温度変化で生じるヒートショックの防止にも役立ちます!

家の中の気温差が引き金となる「ヒートショック」

暖房の効いた暖かい部屋から、浴室やトイレなどの寒い部屋に移動したとき、急激な温度差により血圧が変動し、脳出血や脳こうそく、心筋梗塞等を引き起こすきっかけとなります。

ヒートショックに関連する死亡者数は、交通事故で亡くなる方の3倍に及ぶとも言われています。

住宅を断熱することは、室内の温熱環境の改善による快適性の向上だけでなく、20℃近い急激な温度変化で生じるヒートショックの防止にも役立ちます!

断熱性能が高いほど、健康改善率もUP!

省エネという観点で考えると、国が定める次世代省エネ基準(平成11年基準)「Q値2.7W/m²・k」程度の断熱性があれば十分だと考えられていましたが、さらに断熱性能を上げると、健康改善に効果があることがわかっています。

【住宅の高断熱化による健康改善効果】

 

断熱化することで、現在の健康状態の改善にも繋がります。

健康のために禁煙をしたり、食生活などの生活習慣に気をつかっている方も多いのではないでしょうか?
でも、実は生活習慣の見直しよりも住宅の断熱性能の改善のほうが重要なんです。

日本ではあまり知られていませんが、欧米では住宅の断熱性能と健康の関係は誰もが知っている常識。
風邪や冷え性だけでなく、アトピー性皮膚炎など、アレルギーの改善にも効果があることがわかっています。

ぜひ、ゼロエネルギー住宅を見学してみませんか?

函館市石川町にモデルハウスがオープンしました!!。→詳しくはこちらへどうぞ!