北斗市飯生にある住宅の水廻り断熱改修リフォームが始まりました。
キッチン、ユニットバス、洗面化粧台という水廻りを中心としたリフォームで、約20年間当時のままの設備を使用しており、キッチンや洗面化粧台では蛇口廻りから水が漏れ、扉の面材が剥がれている状態でした。
ユニットバスは非常に寒く、お風呂を沸かして入らないとシャワーだけでは入られないほど床も冷たく、窓からの冷気もユニットバス内を冷ましてしまう要因になっていました。
ユニットバスの解体工事からスタート!
ユニットバスの下は外気と接しているコンクリートの床になっていて、ユニットバス本体の床はタイルになっているため熱が逃げやすく、温まりづらいというデメリットがあります。
解体してみると。。。
解体すると壁には厚さ100mmのグラスウールのみでした。
気密シートがありません。
これでは寒いはずです。
グラスウールは空気を遮断する素材ではないので、風や冷気をまともに通してしまいます。
床には発砲ウレタンを吹き付けていて厚みは8cm近く吹いてあります。
厚み150cmほどのコンクリート床がこの下にあり、そこから先は外部になります。
窓の取り外しが完了しました。
新しいトリプルガラス窓の取り付け!
外側のタイル補修完成!
断熱も気密も取れる発砲ウレタン吹き付け
壁に入っていたグラスウールと発砲ウレタンの熱貫流率の差は、厚み等考慮すると約5倍暖かいことになります。
床はユニットバスをバリアフリーにしたかったため発砲ウレタンを多く吹き付けることができませんでしたが、要所に厚みを持たせました。
今回はユニットバス廻りの断熱気密施工の紹介をしました。
次回はキッチン、洗面廻りの断熱気密工事を紹介します!