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函館市駒場町の新築住宅平屋建て 遣方(建物位置出し)杭打ち工事

函館市駒場町で新築工事がスタートしました。
平屋建て約32坪+車庫を併設しています。
長期優良住宅の認定とBELSを取得した高性能な建物になります。
耐震等級は木造最高ランクの3です。
今日は工事開始前に行う遣方(建物の位置出し)と杭打ちを行った様子を紹介します。

遣方(やりかた)って何?

建物を建てる上で、建物が道路境界や隣地境界からどのくらい離れて建つのか、また近隣の地盤高さと比べて土地の高さはどうか総合的に判断して建物の位置や高さを決めなければなりません。
建築基準法で決められた用途地域の指定に基づき、容積率、建蔽率、最高高さが規定におさまるように設計の段階で検討し、道路斜線制限や北側斜線制限も考慮して最終的な建物の規模や位置を決めます。
作成した設計図に基づき、土地の境界から建物の離れを読み取り、現地で位置決めをします。
道路で測量しているときによく見かけるこの機械「トランシット」といいます。
この機械を使用して建物の直角方向を出していきます。
そしてこの機械「レーザーレベル」といいます。
道路の高さに比べて土地の高さの高低を調べるのに使用します。
この2つの機械を使用して、建物の位置と高さを決めたものを、土地の周囲に木杭で打ち込みその木杭に建物の位置や高さを記入します。
杭工事、土工事や基礎工事にこの木杭に出したポイントを利用して工事を進めていきます。
なのでこの木杭は簡単に動いてはいけないものなので、地中深くまで打ち込んで固定します。
ここまでの作業が「遣方(やりかた)」と呼びます。

遣方完成

 

杭打ち工事

早速この遣り方を利用して杭打ち工事が始まります。
杭は基礎の直下に埋められ、地盤の強固な部分に支持させなければなりません。
あらかじめ土地の強度を調べる試験を実施しているので、その結果に沿って杭長を決めていきます。
今回の杭長さは1,500mmです。
これを1本1本所定の位置に重機を使用して埋めていきます。
遣り方に出ている高さの指示通り杭を埋めていきます。
杭は地上に出てくるものではないので、目視確認は出来ませんが、基礎工事開始時にまた目にすることになるので、その時に紹介します!

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