函館市日吉町にある住宅の断熱改修リフォームのサッシ交換です。
既存のサッシは単板ガラス(1枚ガラス)のアルミ素材でした。
アルミは加工性に富んでいて、成形しやすい材料なため、昔はサッシの枠に多用されていました。
アルミは熱伝導率が非常に高く、熱が伝わりやすい材料でもあります。
外が寒ければ室内の暖気とアルミ部分で熱伝導を起こし、結露の原因になっています。
その結露水でサッシのレール部分が錆びて、窓の開閉が困難になっていきます。
下の写真をご覧ください。
よく目にするアルミのサッシです。
これをサーモグラフで見てみると…
サッシのアルミ部分と単板(1枚ガラス)が見事に冷えています。
室内でせっかく温めた空気も窓からどんどん逃げていきます。
この症状を改善し、暖かい空気が逃げないようにするためサッシの交換を行いました。
既存のサッシを取り外します。
トリプルガラス樹脂サッシを取付けるために、木材で下地を組みサッシをセットしていきます。
トリプルガラス樹脂サッシを取付けました。
外壁を貼って完成です!
トリプルガラスは名前の通りガラスが3枚になっています。
断面を切るとこんな感じです。これを取付けてサーモグラフで見てみると…
暖かさが逃げなく赤い部分が多いのが一目瞭然です!
断面を切るとこんな感じです。これを取付けてサーモグラフで見てみると…
暖かさが逃げなく赤い部分が多いのが一目瞭然です!
before
after
室内の暖気は外部に逃げていかず、室内にとどまるため、ストーブをガンガン炊かなくても、室温を設定どおりに保つことが可能です!
暖かかくしたいならトリプルガラス樹脂サッシはかなりお勧めです!
結露も防止し、窓際に立った不快感もなくなりますよ!
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