函館市深堀町にある集会所のトイレで和式便器を洋式便器へ交換する工事を行いました。
工事に伴いトイレブースの移動や、使い勝手の悪い扉の工事も行いました。
このトイレには2箇所便器があり、1箇所は7年ほど前に洋式便器に取替えを行ったそうですが、残る1箇所は和式便器のままでした。写真の奥のほうに見えるトイレは洋式になっています。
集会所は老若男女使用することから、使い勝手の悪い和式便器は敬遠され、洋式便器の使用率が圧倒的に多く、次第に使われなくなっていきました。
今回はこの和式便器を洋式便器に交換することと、トイレブース内の大きさを2箇所均等にすること、またトイレブースに付属する扉が、使用していないとき[常時開く]設計の扉になっているため、廊下側に扉が開け放しになり、通行する際いちいち閉めるようにしてから歩行しなければいけないので、[常時閉まる]になるように変更する工事を行いました。
まず、タンクの撤去と和式便器の陶器を解体していきます。
洋式便器になると排水管の位置が変更になるため、新しく床に穴をあけていきます。
新たなトイレブース中間仕切りの位置を決定したら、壁と床にアングルを打ち付けます。
このアングルにトイレブースの中間仕切りを差し込みます。
次に様々な金物を使用して、[常時開く]設計の扉から[常時閉まる]の扉に変更します。
床の補修
最後に床のモルタルが乾いたところで、和式便器があった箇所のタイル貼りを行います。
和式便器を洋式便器に変更完了!
一般住宅で和式便器を見ることは少なくなりましたが、学校、集会所や公園のトイレでは、まだ和式の便器が使用されています。
今年の3月に戸倉中学校のトイレの改修を行いましたが、やはり和式便器から洋式便器に変更する工事でした。
時代は洋式便器になっており、和式便器の使い方がわからない子供もいます。
大人も和式便器は使いづらく敬遠しがちです。足腰に負担がかかり落ち着いて用を足すことができない和式の便器はこれからどんどんなくなっていきますね。