そろそろ修繕の時期かしら。。。
函館市美原にある集合住宅の鉄骨階段修繕工事です。
入居者の方が安全に利用できるように、定期の修繕工事です。
鉄骨階段は風雨に晒される箇所に設置されることが多いため、定期的な修繕が必要な箇所です。
大家さんは10年前後で鉄骨階段の修繕や塗装を行っています。
10年経つ鉄部の劣化が進み、塗装だけでは直しきれない欠陥が生じます。
今回の鉄骨階段は修繕を先延ばしにしなかったため、劣化部分は比較的少ない方ですが、階段の踏み段の裏側が痛んでいる状況でした。
工事開始!
階段ササラ部分の劣化に対して、新たな鉄材を溶接して補強します。
階段の踏み段の裏側の劣化は補強溶接を行っていきます。
鉄骨の溶接作業完了!塗装工事へ!
階段の踏み段で、鉄骨部材を溶接した箇所は、部材同士の隙間から水が侵入し、再び劣化が早まるのを防ぐため、コーキングを施して止水処理を行っていきます。
続いて鉄部に錆が発生している箇所を機械で研磨して取り除いていきます。
錆落としが完了!塗装してコーティング!
鉄骨階段全域にわたって錆止め塗料を塗っていきます。
錆止め塗料が満遍なく塗れたら、次に本塗装を2回塗って色付けしていきます。
錆止め塗料と本塗り塗料は色分けをし、塗り残しが無いことを確認できるように工夫しています。
本塗装1回目と2回目も塗り残しがないか確認できるように、色を変えて塗っていきます。
これで錆止め+本塗装1回+本塗装2回で3層の塗膜を形成して、対候性を高めます!
完成!
定期的に修繕を加えている鉄骨階段ですが、雨雪が年数を経過するとどうしても劣化します。
人命にかかわる部分なので、定期的な検査と修繕を実施することが、安全と長持ちにつながります。
住宅のことでお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください!