玄関タイルが剥がれてきている。。。
函館市昭和にある住宅の玄関ポーチタイル貼替工事です。
お客様より、玄関のタイルが剥がれてきているので見に来てほしいと依頼を受けました。
現地へ伺うと、階段の段々部分に剥がれている箇所が見受けられました。
タイル全体を打診棒で擦ってみると、全て浮いている状態だったため、タイルを剥がして貼りかえる提案をしました。
【工事開始!】
打診棒で検査した結果、タイルが下地のコンクリートモルタルと付着していない箇所を取り除いていきます。
下地になるコンクリートモルタル部分に、既存のモルタルが残っていると、新しくタイルを貼り替えても長持ちしないので、グラインダーという研磨機でモルタルを取り除いていきます。
タイルとモルタルを取り除いたら、アクリットプライマーという接着材を塗付します。
アクリットプライマーはカチオン系と呼ばれる高密着が期待できる商品です。
アクリットプライマーを塗付後1時間程度乾燥させ、タイル貼付け用のモルタルを階段の段々に塗り込んでいきます。
その上にタイルを貼って完成です!
【完成!】
before
after
before
after
★玄関タイル工事のポイント★
外部に貼られているタイルは、雨や雪水がタイルの裏側に浸入し、タイル裏面と付着しているコンクリートの性能を害していきます。今回のように屋根がかかっていないと、雨さらしになるのでその影響は顕著に出ます。今回使用したアクリットプライマーは付着性能を強化してくれるので、こういった場所にタイルを貼るときに効果が長続きするので、タイルが浮く可能性が低くなります!金棒などでタイルを擦ってみた時、「カラカラ」という音が鳴る箇所は、付着性能が無いと考えられますので、被害が大きくなる前に対策を練る必要があるので、確認してみてください。
お客様の声
ホームページを見て連絡しました。玄関タイル工事をたくさんやられているようだったので、うちのタイルがどういう状況なのか調査してもらいたく、連絡しましたが、現在のタイルの状態と原因をすぐに言い当ててくれたので、お願いすることにしました。
「屋根がないので、今回貼りかえても将来また同じようになる可能性があるよ。」や「現状のものと同じタイルの色がないので、新しいタイルを貼ると色が変わるよ。」など、佐藤さんからあらかじめ説明があったので、安心して頼むことができました。
建物のことでお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください!