函館市花園町で新築物件の工事が始まりました。
花園商店街の中の一角で工事をしています。
工事を開始するに当たって建物の「位置」と「高さ」を決める作業を一番最初に行います。
一番肝心な作業で、この位置決めによって建物の全てが出来上がっていきます。
皆さんが建物が建つ現場でよく見かける木で囲っている風景は建物の位置を出す重要なもので、横に這わしてある木は建物のレベルを表していて、これから始まる土工事や、基礎工事で肝になる高さを表しています。
横に這わしてある木の天端から10センチ下がりが基礎の天端だよと、職人さんが確認できるようにしておきます。
横に這わしている木には建物の基礎ができる場所に印しがされていて、この印の箇所に基礎が立ちます。
印の真ん中を「芯」といい基礎や建物の壁の真ん中を示します。
この位置に沿って土を掘っていきます。
基礎を造成するための土を掘る工事を建築用語で「根伐」(ねぎり)と言います。
木に出ている位置通りに根伐を進めていった後は、基礎の配筋工事に移っていきます。
工事の進捗状況に合わせて随時更新していきます!