鉄骨階段が腐って危険な状態になっている。。。
函館市宮前町にある集合住宅(アパート)の鉄骨階段修繕工事です。
2階の住戸に上がる外階段が鉄骨でできており、2階廊下の手摺が腐ってグラグラしている状態でした。
風雨に晒される鉄骨階段は、定期的な修繕をしなければ、腐食の進行が非常に速いため、危険な状態になりやすい部分です。
今回の工事範囲は、お客様の要望で、腐食が強い部分の鋼材の取替と塗装するということになりました。
【工事開始!】
初めに鉄骨階段の劣化している箇所を、新しい鉄鋼によって補強溶接を行います。
補強溶接した部分は、錆が上がりやすいので、錆止めの塗装を行います。写真に写っている赤色の塗料が錆止め剤です。
【溶接箇所に塗装】
溶接が完了したら、溶接した部分と新しい鋼材に錆止め塗料を塗りつけます。
溶接箇所はそのままにしておくと錆びやすいので、溶接が終わったら、その日のうちに錆止め塗料を塗り付けます。
錆止め塗装が乾いたら、その上から本塗装(色のついた塗料)を2回塗付して、鋼材を被覆するように塗膜をつくり、今後の劣化の進行抑制の対策をします。
【完成!】
マルサ佐藤建設さんをホームページで知りました。鉄骨階段を修繕した実績が多く、細かい場所まで写真を載せてあったので、お話しを聞いてみようと思い連絡してみました。工事前の説明で、どのように修繕するか詳しく説明していただいたので、素人の私でも決断することができました。今後は定期的に佐藤さんに見てもらおうと思います。