屋上の防水層の様子を見てほしい。。。
函館市若松町にあるテナントビル屋上のアスファルト防水保護塗装工事です。
このテナントビルは6階建てで、鉄筋コンクリートの建物となっています。
鉄筋コンクリートや鉄骨の建物の屋上部分には、アスファルト防水が施工されているケースが多く、信頼性の高い防水工法です。
アスファルト防水は非歩行型と歩行型によって工事の仕方が異なります。
この建物の屋上は、非歩行型となっており、アスファルト防水層がむき出しになっています。
このようなアスファルト防水の場合、直射日光、降雨や降雪によりアスファルト防水層が劣化しやすいだけでなく、防水層を破ってしまうと即雨漏れへと繋がります。
このテナントビルは建物が建ってから一度も防水補修を行っていませんでした。
防水層を長持ちさせる方法として、直射日光、降雨や降雪から層を守る、保護塗装を定期的に行うのが、雨漏れの確立を低くしてくれます。
今回の屋上防水層の調査で、雨漏れの原因となる劣化は生じていませんでしたが、防水層が経年の変化により弱っている状態だったので、保護塗装を行い、防水層をより長く持たせる工法を選択しました。
工事前の状況
保護塗装前の水洗い
長い間放置されていた屋上は、土埃や排気ガスの影響で防水層が汚れているため、保護塗装工事に取り掛かる前に、高圧洗浄を実施し、汚れを取り除く作業から行います。
こうすることによって、防水層と保護塗装の付着性能がよりよくなります。
水洗いが終わったら保護塗装作業へ
水洗いが完了し、防水層の汚れ取りが完了したら、1日置いて防水層を乾燥させます。
乾燥を確認したら、保護塗料塗りに取り掛かります。
完成!
アスファルト防水層が劣化し、雨漏れが発生した場合の補修や、貼替費用は保護塗装に比べると何倍も高価なものとなってしまいます。
劣化=雨漏れにつながることから、店舗での営業がストップしてしまったり、硬化でも修繕工事を行わなければ雨漏れが改善しないため、工事をする以外方法はなく、出費がかさみます。
定期的に保護塗装を行って防水層を守り、防水層を健全に保っていくことが経済的にメリットがあります。
気づいたときには大きな工事になってしまわぬよう、定期的な調査やメンテナンスは重要です!