壁式枠組工法(2×6工法)
函館市駒場町で新築工事がスタートしています。
平屋建て約32坪+車庫を併設しています。
長期優良住宅の認定とBELSを取得した高性能な建物になります。
耐震等級は木造最高ランクの3です。
今日は基礎の土台敷きが終わって、建て方の状況を紹介します。建築工事の一番の注目部分です。
この平屋の建物は壁式枠組工法を採用しました。
一般的に【ツーバイフォー工法(2×4)】と呼ばれています。
昔からある日本の木造建築工法は【在来工法】と呼ばれ、柱と梁と壁や筋交いで構成されたものですが、ツーバイフォー工法の場合は壁の材料が柱の役割をはたし、梁は存在せず、壁と床で骨格を造り地震に耐える工法です。
建物内の暖かさを確保するための気密性能は、在来工法よりツーバイフォー工法のほうが有利です。
当社は断熱をより一層高めるために、外壁廻りの柱材を大きくし、隙間に入る断熱材の量を増やし、耐震性能も確保することをしています。
よってツーバイフォー工法(2×4)ではなくツーバイシックス工法(2×6)を採用しています。
あらかじめ別の場所で組み立てた壁をレッカーで荷揚げし、組み立てていきます。
1日でここまで進みました。
屋根の敷き込みが完了したら、壁と屋根を金物で緊結する作業を行います。
この金物はひねり金物といい、風圧で屋根が持ち上げられそうになったときに、効力を発揮します。
丸2日で建物の建て方が完了しました!
次回は内装工事を始める前に雨が入ってくることを防ぐため、屋根の工事を行った様子を紹介します!