【物置新設】
函館市北美原にある住宅の敷地内に物置を設置しました。
大きさはワイド2.6m×奥行1.2mで自転車も軽く入る大きさです。色は外壁に合わせて選定しました。
物置は置きたい場所にただ設置すればよいのではなく、基礎を地面に入れ込んで転倒防止を図ることが大切です。
せっかく購入した物置が、地震や台風で倒れて傷がついたり、使い物にならなくなってしまうことを考えたら、大切ですよね。
基礎もただ設置すればよいわけではなく、地面から50㎝以上掘った場所に基礎の先端がくるように設置しなければなりません。
なぜかというと、凍結深度の関係です。
函館の凍結深度は50㎝なのですが、この50㎝より浅い位置に基礎を設置してしまうと、冬季に地面が盛り上がる現象により、物置が浮き上がって傾いてしまうのです。
凍結深度を甘く見てはいけません。住宅のような大きなものでも傾かせる力を持っています。
同じような現象で、アスファルト舗装が隆起したり、ぼこぼこになってしまうのを想像するとよいと思います。
凍結深度以深まで地盤改良が完了していないことによって起こってしまいます。
【工事開始】
基礎石の先端を地面より60㎝下げた場所に設置し、物置の床を組立ます。
傾きがないよう、水平をしっかり出します。
物置の組み立ては、足元(基礎廻り)に一番時間がかかります。
足元を決めてしまえばあとは組み立てるだけなので、難しいことはありません。
壁フレームや屋根フレームを組み立てて、壁パネルと屋根材を取付けて、扉を設置したら完成です。
【完成】
物置組立以外にも様々な工事を行っています。
建物でお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください!