断熱・気密の特徴
函館市花園町の新築住宅の断熱・気密にかかわる工事の紹介です。
初めに
断熱をしっかりすることでどのような効果が現れるかご存知でしょうか。
断熱材を壁に充填していく過程で、むやみやたらに詰め込んだだけでは効果は発揮されません。
断熱材は空気を含むことによってその効果が十分発揮されます。よって断熱材充填スペースより少なくてもだめですし、多くてもだめなのです。
決められたスペースに、決められた量を充填していかなければなりません。
施工する人間がしっかり管理し、断熱材の効果が発揮されるよう目を配らせます。
断熱材にも種類があり密度の高いものほど断熱効果が高まります。
次に
気密をしっかりすることでどのような効果が現れるかご存知でしょうか。
気密はシートを断熱材より内側(部屋側)に貼り付けるのですが、空気を通さないように建物を密閉する効果があります。
サランラップをイメージしてください。
気密シートを施工する際、コンセントBOXの穴や換気配管が壁を貫通するため、破られてしまいます。
その部分の処理を気密テープでしっかり補うことによって空気の漏れを防ぎます。
外気の流入を遮断し、内部の空気を逃がさないため気密施工は神経を使って施工しなければなりません。
断熱・気密の様子
断熱材を充填する前の状態です。
この建物は在来工法なので壁の中に入れられる断熱材(グラスウール)の厚みは105mmです。
グラスウールを充填したのち気密シートを貼り付けます。
こんな感じでピンク色の材料が断熱材(グラスウール)で緑色のシートが気密シートです。
気密シートはシート同士の重ね代100mm以上を確保し貼り付けていきます。
気密シートの貼り仕舞いにはしっかり気密テープを貼り付けます。
換気口のダクトが貫通する箇所も気密テープで塞いでいきます。
ここをしっかり施工しないと気密はとれません。
気密施工の悪い例
リフォームを依頼された方の気密状態を調べた機会があったときに、気密の様子を確認してみたら、下の写真のようにシートもしっかり止まっていませんし、配管ダクトの貫通処理も行われていませんでした。
これでは暖かい家には到底なりません。
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