【階段の踊り場が落ちた。。。】
函館市深堀町にある集合住宅の鉄骨階段の1段目の踊り場の鉄骨が腐って落ちてしまっているので見てほしいと連絡がきました。
風雨に晒される箇所に鉄骨階段があるので、同じように鉄骨で作り直すと、年数が経った時に同じように劣化するので、1段目の踊り場部分をコンクリートにて作り直すことにしました。
【工事開始】
1段目の踊り場を解体して、コンクリートの踊り場を作るための準備をします。
新たに作るコンクリートの踊り場の基礎部分が、土にしっかり埋まっていないと冬になった時にコンクリートの踊り場が浮き上がってくる現象が起きてしまいます。
基礎を作る場合は凍結深度より深い位置に基礎を設置しなければなりません。
函館の凍結深度は50㎝なので、それより深い場所まで掘っていきます。
土を掘り進めた後は、基礎の底部を設置する場所に砕石を転圧して敷き並べてます。
コンクリートの踊り場を作るために、コンクリートの形を形成するための型枠を設置します。
型枠の設置が完了したら、鉄筋を配筋していきます。
鉄筋を入れることによって、コンクリートのひび割れが抑制される効果があります。
鉄筋の配筋が完了したら、コンクリートを流し込みます。
人力で行います。
コンクリートの流し込みが完了したら、固まるまで歩行できないので、板を配置して養生を行います。
5日間放置してしっかり固めます。
【完成】
before
after
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after
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after
新たに作ったコンクリートの踊り場は滑って転倒する事のないように、踏み面を荒く仕上げました。
今後、階段が脱落する心配はないので安心です。
日常必ず使用する場所なので、1日でも早く復旧してほしいとオーナー様の要望だったので、依頼を受けてからすぐに着工しました。
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