屋根のトタンを葺き替えようと考えている。。。
函館市山の手にある住宅の屋根葺き替え工事です。
1階と2階に屋根がある住宅で、今までご自分で屋根の塗装を行っていたが、高齢になったので、10年以上塗装を行えていない状態だ。とおっしゃっていました。
現地に伺って屋根の調査をしてみると、屋根の水下側（軒先）のトタンは腐って、朽ちている状態でした。この建物は1階が広く、2階が小さいため、1階の屋根と2階の壁が接する箇所が出てきます。その箇所の2階モルタル外壁が劣化して穴が開いている状態でした。
【工事開始！】
まずは2階の屋根から既存の屋根トタンを剥がして、アスファルトルーフィングという防水シートを張り付けていきます。古いアスファルトルーフィングは撤去せず、その上から新しいアスファルトルーフィングを重ね張りすることで、より防水性能が上がります。
今回の建物の屋根トタンの葺き方は蟻掛け工法というもので、最も多く採用されている工法です。
屋根の平場トタンの葺き替えと並行して、破風という部分のトタンも張り替えます。
【続いて1階の屋根へ】
1階の屋根も2階屋根と同様に、既存の屋根トタンを撤去して、アスファルトルーフィングを重ね張りしていきます。
この建物は1階が広く、2階が小さいため、1階の屋根と2階の壁が接する箇所が出てきます。その場所が最も雨漏れの可能性が高いところで、しっかりした防水処理が必要です。既存のモルタル壁に木下地を打ち付けて、壁に屋根トタンが被るようにします。こうすると、積雪が屋根に載っても、2階の壁の下側が劣化することがありません。
新しいトタンは既存のものより滑りが良くなるため、雪止めを取付けて雪害対策もバッチリ行います！
【完成！】
今回ホームページで検索して、マルサ佐藤建設さんにお願いしました。調査依頼をお願いすると、その日のうちにいらしてくださり、屋根に登って写真で現状を説明してもらえました。必要な工事はこんな工事だよと佐藤さんが丁寧に教えてくださったので、素人でも理解でき安心して工事をお任せすることができました。工事中も皆さん気さくに声をかけてくださり、出来映えも奇麗で納得の工事となりました。
