函館市花園町にある新築住宅の外断熱工事が始まっています。
外断熱は断熱効果が最も高く、外壁材の裏側に配置します。
ほとんどの住宅は軸間断熱で、間柱間にグラスウールを10cm充填するだけですが、当社の建物は断熱に手間をかけるため、外断熱材を標準で装備します。
外断熱は暖かさの肝!
柱、梁、筋交いの建て込みが終わると、構造耐力を持たせるため、壁に構造用合板を貼り付けます。
模様のついた壁が構造用合板です。上の写真は貼り終わったあとです。
外断熱材として用いるカネライトフォームの断熱等級の1番高い3種を用意します。
厚みは当社標準の60mmです。
カネライトフォームを壁に対して打ちつけていきます。
こんな感じで隙間のないように埋めていきます。
外断熱材を留めつけるビスも普通のものと長さと性能が違う、「断熱ビス」で留めつけます。
ビスからの寒さの伝わり方も考慮する徹底ぶりです!
外断熱材を留めつけた後は、雨、雪が建物を汚さないよう、防水効果のある「タイベック」を貼り付けて、建物を水から守ります!
当社の断熱工法は、在来工法とツーバイ工法で違いがあるのですが、建物内部側にはそれぞれグラスウールを充填し、外側には外断熱材としてカネライトフォームを貼り付けます。
今回紹介したように、外断熱材の効果は、建物の断熱性能を格段に上げることに繋がります。
どこの会社でも外断熱工法が出来るわけではないので、しっかりした施工が出来る工務店を選ぶことが、断熱効果を最大限に発揮できる住宅になる第一歩です!