函館市駒場町で新築工事がスタートしています。
平屋建て約32坪+車庫を併設しています。
長期優良住宅の認定とBELSを取得した高性能な建物になります。
耐震等級は木造最高ランクの3です。
今日は基礎の断熱が終わってコンクリート部分が完了した後の、木土台敷きを紹介します。
基礎コンクリートの工事が終わると、いよいよ大工さんの出番です!
今回の土台には【檜(ひのき)】の土台を使用します。
お客様たっての願いで、土台には檜を使用して、蟻の被害にあわないよう対策したいとのことでした。
檜は虫にとって嫌な匂いを発するため、近寄ってこなくなり、蟻が土台を食べてしまう現象がほとんどありません。
基礎コンクリートを打設した際に埋め込んでいたアンカーボルトに、土台を差し込んで金物で緊結していきます。
その前に、土台の隙間を埋めてしっかり気密をとる!
上の写真のように基礎に土台を緊結する前に、基礎コンクリートと土台の接地面の気密をしっかりとるためスポンジ状のバンドを土台の下面に取り付けます。
下面に取り付けた写真です。
こんな材料です。
これを取り付けて、ひっくり返し、基礎コンクリートの上にバンドがついた土台を載せます。
このように。
このように黒いスポンジがつぶれて、基礎コンクリートと土台の間に隙間がなくなります。
こうすることにより建物内に冷気が入ってくる隙間をゼロにするのが当社のやり方です。
このようになります。
束がたっている下はコンクリートになっているので、床が下がることは絶対にありません。
いまだにこのコンクリート部分に砂を敷いて束を立てている建築会社さんもいます。
それだと床下がると思いませんか?
土台が敷き終わったら、合板28mmのものを貼り付けます。
接着材とビスで固定していきます。
合板を敷き終わったら、雨養生を行う。
工事中に雨が入ると、合板の隙間から雨水が入り込み、基礎の中に溜まってしまいます。
溜まってしまうと水を抜くのも、乾燥させるのも大変なので、防水シートを貼り付けます。