函館市東山にある築40年の住宅の屋根雪止め取付工事です。
屋根に積もった雪が隣家の外壁にぶつかり、破損させてしまったという経緯から落雪に対する対策はないものか検討されていたそうです。
現地に伺い状況を見てみると、隣家との離れはそこまで近くないものの、2階の屋根に積もった雪が落雪した場合、1階の屋根の雪と混ざって落ちてくるため、落雪量及び勢いが増して隣家の外壁に飛んでしまうような形状の住宅でした。
2階の屋根と1階の屋根の雪が合体して、大きな被害になりうることから、2階の屋根の雪が落ちてこないように対策することで落雪被害を防げるであろうという結論から、今回は2階の屋根に雪止めを設置することとなりました。
工事開始!
2階の屋根の軒先に互い違いに2段になるように設置していきます。
この屋根はステイルーフと呼ばれるもので、雪が落ちてこないように屋根トタンを少し立ち上げる工法の屋根でした。
この屋根でも雪が落ちてくるということは、屋根勾配に対してステイルーフでは屋根トタンの立ち上げが小さいため機能していないと思われます。
より雪を落としたくない場合はストッパールーフという屋根トタンの立ち上げが高いものを選定しなければなりません。
ストッパールーフの記事は→こちら
完成!
この時期は屋根からの落雪に対して気になるかたが多いと思います。
屋根の形状や勾配によって、それぞれ対策が変わってきます。
落雪でお困りの際は、お気軽にご相談ください!