函館市宮前町にある築30年の店舗ビルの雨漏れ修繕工事です。
調査の結果、窓廻りの隙間や外壁の亀裂に雨漏れの原因がありました。
今回は劣化したコーキングを撤去して新しく打ち直し、亀裂箇所に防水対策を施したうえで、防水塗膜を形成する素材の塗装で外壁を仕上げました。
<工事前>
今年の1月に雨漏れの連絡があり、調査に伺いました。
窓廻りの鉄部分が錆びて穴が空いています。
鉄部と鉄部の間にあるコーキングが切れています。
外壁の古い塗装と下地の間に水が入り膨れています。
古いコーキングを撤去します。
鉄部に錆止め塗料を塗り付けます。
これを2回行います。
これを2回行います。
新しくコーキングを打ち直します。
亀裂が見られる箇所にマーキングしていきます。
マーキングした箇所の古い塗装を剥がしていきます。
スポット的に亀裂が見られる箇所には穴をあけて薬剤を注入します。
薬剤を注入しているところです。
エポキシ樹脂といいます。
硬化して亀裂を塞いでくれます。
液体なので隅々いきわたります。
防水系の固形塗料を塗り込みます。
弾性系の塗装下地材を塗り込みます。
弾性をより高めるために、窓回りにはクロス材を貼って一緒に塗込んでいきます。
こうすると塗料がたくさん付着し、地震などで建物が引っ張られても弾性が強く塗膜が切れにくくなります。
弾性をより高めるために、窓回りにはクロス材を貼って一緒に塗込んでいきます。
こうすると塗料がたくさん付着し、地震などで建物が引っ張られても弾性が強く塗膜が切れにくくなります。
塗料が伸びて揺れに追従してくれるようになります。
壁全体に弾性塗膜塗料を塗り込みます。
仕上げの塗料を塗って完成です。
<完成>
漏水のある箇所のみを防水塗装しました。
before
after
塗装といってもその外壁や構造の状況に応じて種類を使い分けなくてはいけません。
今回は弾性の塗料を使用し、地震などの揺れに対する追従性にも対応させました。
コーキングはそのままの状態より、塗料を塗り重ねた方が劣化のスピードを遅くしてくれます。
コーキングを行った後、塗料を塗り重ねて塗膜を厚く形成させているので防水性が向上し、美観も新しさを感じることが出来ます。
その建物が木造なのか、コンクリートなのか、鉄骨なのか、劣化の具合なども加味し工事方法を決定していきます。
雨漏れでお困りの際は経験豊富な当社にご相談ください!!