函館市元町にある住宅の下駄箱の修繕工事を行いました。
下駄箱の中が汚れてきたことと、結露でカビによる黒ずみが気になるということで、下駄箱内部の木を取替え、断熱防湿性能を付加した下駄箱にしました。
2箇所ある下駄箱内部はどちらも黒く汚れていました。
下足についた土汚れと、湿気によるカビの影響で下駄箱の中身は両方の下駄箱共黒ずんでいました。
内部の木板を剥がして断熱気密工事を行います。
内部の木板を剥がした状態です。
黄色いものはグラスウールといい、断熱効果を発揮するものですが、気密性能を確保できるものではないため、薄いグラスウールを通して、外部の冷気が内部に伝わり、内部の暖かい空気と接触して結露します。
このグラスウールの断熱性能をアップさせ、気密をとることによって結露対策ができます。
黄色いグラスウールを撤去して、ウレタンの保温板を貼り付けます。
厚みは10cmで黄色いグラスウールに比べて5倍以上の断熱性能を誇ります。
ウレタンの保温板を貼り付けた後は、気密シートを上から被せて空気が室内に入ってくることを防ぎます。
結露の対策にはこれが肝心です。
完成!
棚板と内部の壁板もシナで作り上げ工事完了です!
before
after
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after