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函館市駒場町の新築平屋建ての内部気密断熱仕上げ工事とクロス貼り 無垢フローリング貼

グラスウールの厚みは140mm

函館市駒場町で新築工事がスタートしています。
平屋建て約32坪+車庫を併設しています。
長期優良住宅の認定とBELSを取得した高性能な建物になります。
耐震等級は木造最高ランクの3です。
今日は内部の断熱気密工事を紹介します。
建物内の室温の変化に直接的に係るものとして【換気】【窓】【外壁】があります。
この3つの要素が満たされていなければ、本当に暖かく、光熱費のかからない家は生まれません。
この住宅の外壁に面する壁の厚みは140mmあります。
前回ご紹介した外断熱材とは材種が違い、性能としては70mmしかない外断熱材のほうが優れています。
前回の記事は→こちら
グラスウールの数値に換算すると外壁に関わる断熱材は300mmあることになります。
一般的な住宅の断熱は100mmなので、実に3倍の断熱性能があることになります。
ただ断熱材が多く入っていれば家が暖かくなるというのは間違いで、気密性能が確保されていなければ最大の効果は発揮しません。
140mmのグラスウール
140mmのグラスウール
厚みが140mmある高性能グラスウールを室内の外壁側に充填していきます。
充填が終わったら気密シートをこの上に貼り付けます。

気密性能を確保する

気密シート

気密シートは厚み0.3ミリですが、割としっかりしたもので、結露の発生や空気の移動をシャットアウトしてくれます。
この貼り方も、ただ貼ればいいというわけではありません。
ちゃんとしたノウハウがあります。
窓廻りのシートの貼り方や重ね部分のシートの貼り方は当社の決まりがあります。
気密シートは厚み0.3ミリ

石膏ボードを貼り付けてクロス貼りに移る

石膏ボードを貼る

石膏ボードを貼り付けて壁が完成した後は、クロスを貼るための準備をします。
石膏ボードを留める際に使ったビスの穴や、石膏ボードの繋ぎ目に、同じ石膏でできたパテを埋め込んで壁に段差がないように仕上げていきます。
この作業を2回行ったのが下の写真です。
石膏ボードへのパテ
ここにクロスを貼り付けると内装が仕上がります。
クロスを貼り終わった様子

床のフローリングは無垢材を使用

無垢のフローリング

今回使用した無垢材は巾90mmで長さ1,820mmです。
これを一枚一枚接着剤と釘を併用しながら貼り付けていきます。
このようにして内装の断熱気密が終わり、内装も仕上がってきました!
次回は小屋裏断熱について紹介します!

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