玄関ドアの下部サビて、金物が落ちてくる。
函館市柏木町にある住宅の玄関ドア交換工事です。
この住宅は築25年を経過し、玄関ドアの外側が錆びて意匠的に悪いということで、カバー工法による新規の玄関ドアを取付けました。
玄関ドアの下部は雨や雪によってサビが発生し、玄関ドアに取付いている金物が脱落していました。
また、既存の玄関ドアの上に欄間と呼ばれるガラスが入っていて、そこから侵入する日差しにより玄関内が暑くなるということで、新しい玄関ドアは欄間なしの物を取付けることとなりました。
玄関ホールについている窓が、開かないタイプの窓だったため、開閉できる窓に玄関ドアと併せて交換しました。
まずは玄関ドアの交換から。
写真のように玄関ドアは親子扉と呼ばれる大開口のドアで、玄関ドアの上部に欄間がついており、ここから採光を取り入れる仕組みとなっていますが、この欄間のおかげで日差しが玄関ホールに降り注ぎ、玄関ホール内を暑くしてしまっていました。
既存の玄関ドアを取り外しました。
玄関ドアの下部はサビが発生し、内部の金物を腐らせていました。
今回の工事はカバー工法と呼ばれ、既存の玄関ドアの枠はそのまま残し、その上に新たなアルミ材料で被覆します。
玄関ドア本体は交換しますが、玄関ドア枠を取り外すような大きな工事にはなりません!
玄関ドア枠と外壁の隙間はコーキングで埋めていきます。
コーキングは止水処理と意匠を整えるために使用します。
完成!
before
after
カバー工法による玄関ドアの交換が完了しました。
ビフォーアフターを比べてみると、玄関ドアが大きくなって見えませんか?
工事前にあった欄間が、工事後にはなくなって、全て扉になったことと、工事前の玄関枠にカバーするように枠が取付いたことによってそう見えます。
以前の玄関ドアより断熱と気密はアップしています。
続いて玄関ホール窓の交換
既存の玄関ホールについている窓は、FIX窓と呼ばれる開閉できないタイプのものです。
玄関ホールに熱気がこもるため、蒸し暑くなってしまいます。
開閉できる窓の取付
外壁を必要以上に痛めることなく取り付けるため、既存のサッシのサイズと同じものを特注し取付けました。
どうしても開いてしまう隙間にはコーキングを打ち込みます。
室内側のボードも壊さなければ工事できないので、サッシを取付けた後に壁クロスの補修も行います。
完成!
before
玄関ホールの窓を開閉するようにできたことで、風通しがよくなり熱気がこもらなくなりました。
今回は玄関ドアの交換と玄関ホールの窓の交換を行い、長年気になっていたところが改善できたことで、お客様もとても喜んでおられました!
建物のことでお困りのことがございましたら、お気軽にお問い合わせください!!