雪止めを取り付けたい。。。
亀田郡七飯本町にある住宅の屋根雪止め設置工事です。
お客様は、屋根から雪が落ちてくる場所にカーポートを設置したため、カーポートの屋根に積もる雪の量が多くなり、カーポートを守る目的で雪止めの設置を検討されていました。
屋根トタンの形状は平葺き工法で、一般的な雪止めは取り付けられない工法です。
既存の屋根トタンを加工し取り付けていきます。
平葺きの屋根をご覧ください。
通常市販されている雪止め材は、蟻掛け工法、フラットルーフ工法、横葺き工法に適合するもので、今回の平葺き工法に取付ける雪止めは市販されていません。
そこで、このトタンを加工し、市販されている蟻掛け工法で使用する雪止めを取付ていきます。
雪止めを取付ける場所のトタンを起こし、隙間にコーキング材を充填し、止水処理を行います。
屋根勾配が強くないとこの工法は選択できません。
雨漏れの原因になるからです。
屋根の面積が大きく、雪の量も多くなるため、この要領で上下2段ずつ取り付けて積雪荷重を分散させる目的です。
完成!
before
after
before
after
屋根の色になじむ、ブラックの雪止めにしました。
コーキングを充填した箇所の劣化が雨漏れにつながる可能性が高いので、勾配の緩い屋根では、この工法はお勧めできません。
今回の工事も2~4年後にコーキングの劣化状態を確認しに屋根に登らせていただくことにしました。
建物のことでお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください!