2階集会室の天井から水漏れが…
函館市本町にある複合施設の漏水修繕工事です。
建物は3階建てで、3階が居住区、2階から下は施設になっています。
2階集会室の天井から水漏れが発生していると連絡があり、現地を調査すると、2階集会場の天井の水漏れがひどい箇所と3階の洗面台が配置してある場所あたりが一致するため、2階集会室の天井を3階の洗面台周辺に限定して天井を解体しました。
給水管か排水管の水漏れどちらなのかを判断するための天井解体です。
矢印の部分からの水漏れがひどく、排水管廻りは漏水していませんでした。
給水管からの水漏れを特定しましたが、今度は水の管なのか、お湯の管なのかを調査しました。
調査の結果お湯の管でした。
水の管もお湯の管も、経年劣化でピンホールと言われる小さい穴発生する銅管だったため、この銅管を穴の開かない架橋ポリ管に変更しました。
before
after
水漏れで天井が汚れてしまったのでクロスの貼替を行います。
before
after
3階の住宅部分は、生活に必要なキッチン、お風呂、洗面台、洗濯機など水を給排水する設備が必ず存在するため、今回のように経年劣化があった際は、配管の更新が必要です。
そのため、のちの更新や点検を簡単にできるように、2階の集会室に天井点検口を新たに設置しました。
将来水漏れがあった時に、天井を壊して調査しなくとも、点検口から工事ができるので、簡易に済む可能性があります。
劣化するものに対しては更新のことまで考えて施工するのが基本と言えます。
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