漏水対策はどうするか？
函館市東山にある住宅のバルコニー電気ヒーター設置工事です。
今年の大雪で、バルコニーの雨水を排出する縦樋が氷ってしまい、水が流れなくなった影響で、下の階に雪解け水が漏れて被害を受けてしまいました。
対策として温度感知式の電気ヒーターを縦樋の中に通すことにしました。
漏水した場所は玄関風除室でした。
バルコニーの上にある排水口が氷で塞がれてしまったため水が溢れて漏水したと考えられます。
この排水口が塞がってしまいました。
電気ヒーターを通電させる。
電気ヒーターを取り付けるための電源を確保するため、室内のコンセントから壁に穴をあけて供給します。
外壁に穴を開けて電線を引っ張りました。
穴を空けた箇所は、気密性と止水性が乏しくなるので、ウレタンフォームを注入して対策します。
ウレタンフォームは断熱効果もありますが、泡状で膨張しながら固まるため、隙間もなくなり気密が確保できます。
また、止水性能も有します。
防水コンセントも取り付けて、準備完了です。
防水コンセントは、コンセントと壁が設置する箇所にゴムが付いていて、ビスを締めるとゴムがつぶれて外壁と密着します。
念のためコーキングも施したので、断熱、気密、止水性には万全を期しました。
電気ヒーター設置
次に排水口から電気ヒーターの線を通していきます。
サーモ式なので外気温を感知して、電源が自動に入る仕組みになっています。
排水口から矢印の方向に通っている縦樋を通して、地面から出ている排水パイプまで電気ヒーターを入れていきます。
地中まで届くように、奥まで押し込みました。
地中に流れる排水パイプが氷ってしまっては元も子もないので、しっかり地中に達するまで電気ヒーターをいれました！
