函館市花園町にある住宅の洗面脱衣室床をフローリングからクッションフロアに交換する工事を行いました。
洗面脱衣室の床は床鳴りがしていて、歩行するとギギという不快音が鳴ります。
フローリングも汚れて黒ずんできていることから、安価に綺麗にならないかと問い合わせがきました。
床鳴りは色々な修繕の方法がありますが、この住宅の場合は既存のフローリングの上から、フローリングの下にある垂木という下地にビスをもめば直る程度のものだったので、その施工方法を選択し、フローリングを貼替するよりも、フローリングの上にクッション性のあるシートを貼ったほうが安価に済むと提案させてもらい了承していただきました。
クッションフロアを貼る前に、各扉の敷居部分のフローリングを削ります。
なぜこれをするかというと、クッションフロアの厚みが2mmほど有り、そのままクッションフロアーを貼ってしまうと敷居部分のほうがクッションフロアより低くなってしまい、敷居がクッションフロアの下に隠れてしまうため、敷居廻りのフローリングを低くして、敷居でクッションフロアが止まるようにするのです。
敷居が高い住宅の場合には、この作業をしなくてもクッションフロアを貼るだけでちゃんと納まります。
次に耐水性のあるエポキシ系の接着剤を既存フローリングに塗布して、クッションフロアーを貼りこんでいきます。
床にクッションフロアーを貼り付ける作業をする前に取り外した洗濯パンを元に戻し、その後壁と洗濯パンの取り合い部分にコーキング(止水処理兼隙間埋め)を施します。
こうすることで汚れや水滴が壁と洗濯パンの間に入ることを防ぎ、拭き取り掃除をしやすくします。
完成!
クッションフロアに貼替たことで、綺麗になったのはもちろんですが、「クッション性が増したため、足元にやさしく、足裏の冷たさも和らいだ。」とお客様も喜んでおられました!
クッションフロアは手軽に一新させる効果と、掃除が楽である反面、尖った物を落としてしまったり、長時間固定加重(机などの脚)がかかってしまうと、傷が付いたり凹んでしまったりするので、使う場所と特性を確認してから貼ることをお勧めします。
水廻りに使用するので、床が濡れても拭き取りやすいです。