エアコンを始動したら漏水が。
函館市五稜郭にある美容室からエアコンを始動して何時間か経過したら、水漏れが起こったので見て欲しいと連絡があり、現地に伺いました。
現地を見に行くと、梁や壁が水で濡れていてバケツがおいてある状態でした。
濡れていた状態から見て、エアコンのドレイン管だと判断し、該当箇所を壊してみました。
エアコンは室内の湿気をドレインを通して外部に排水して、涼しい風を出しています。
必ず排水処理をしなければならないのですが、このドレイン管は隠蔽されて配管されていることが多く、故障すると壁や天井内で漏水する傾向にあります。
ドレイン排水管を新しいものに接続し、始動後問題がないことを確認した後、壊した梁型、天井、壁を石膏ボードで塞ぎます。
この美容室のエアコンは天井埋め込み型のパッケージエアコンで、配管やエアコン本体に異常が起きた場合に点検できるように、天井点検口が取り付けられているのが普通なのですが、天井点検口が取り付いていなかったので、新たに取り付ける工事も行いました。
この点検口があれば、エアコンが故障した際に異常箇所を天井を壊さなくても実施することができます。